おもてなしには目に見える部分と目に見えない部分があります。例えば茶道の世界ですと、お客様をお迎えするときは打ち水をして清め、茶室の床の間にはお客様の好みや季節に合わせた掛け軸を用意して、お花を生けて、というようなことが目に見える部分のおもてなしです。それに対して、「どうしたらお客様に喜んでいただけるだろうか」と考えて、相手に対し心を尽くす気持ちが、目に見えないおもてなしだろうと思います。その目に見えない部分があって初めて、目に見える形へと反映するのです。あるお茶の宗家の方の言葉ですが、「見えない部分でどれだけがんばれるかで、おもてなしの幅と厚みが違います」と。ものすごく良い言葉心に響きました。まーくん
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